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ヘルシングの登場アイテム③
20110925.jpg

HELLSING の登場アイテム③


↓クリックで続きを読む


※注:本日の内容には平野耕太先生による漫画 『HELLSING』 のネタバレがほんの少しだけあります






HELLSING の登場兵器紹介第三弾。


今日は前回のV1の記事の続きで V2 について少し書いてみたいと思います。


前回の記事の補足的な内容を含むので、本日はさらさらっと。















V2発射台

V2・・・正式名称 Aggregat 4 は、1944年9月上旬 頃から終戦までの間ドイツ軍で実戦配備された世界初の弾道ミサイル (ロケットミサイル) です。


ちなみに、第二次世界大戦においてドイツが降伏したのが 1945年5月9日 なので、ドイツ軍におけるこのV2の配備期間は1年にも満たないごくわずかな期間だけでした。


しかしその分、このV2ミサイルには当時のドイツの工業技術の粋が詰め込まれており、ミサイルどころかまともなアサルルトライフルですら登場していなかった当時において世界で最も長射程の無人攻撃兵器となりました。


(当時の兵器の中で射程2位は、恐らくは同じくドイツのV1爆弾)
















V1V2(作中)
(C) 1999-2008 平野耕太 Shonen-gahosha Co., Ltd. All Rights Reserved.

ヘルシング作中では、ミレニアムのロンドン攻撃の際にV2改と言う名前でV1改と一緒に発射されていました。


ただ、V1改と違ってV2改は明確な弾頭や発射機の描写が無かったので、もしかしたらV2改は史実におけるV2とは全然違う作中オリジナルの兵器なのかもしれません。


(史実のV2と同じサイズだとすると、とても飛行船に詰める大きさでは無いですし)




ただ、史実におけるV1と作中におけるV1改がほぼ同じ兵器だったことを踏まえ、V2とV2改についても同様だったのではないのか・・・と考え、今回の記事を書きました。











・・・ちなみに、このV1とかV2という名前の兵器は報復兵器 (追いつめられたときの切り札) の代名詞として現代戦をモチーフにしたテレビゲームなんかにも同名の兵器がオマージュとして登場したりすることがあります。


例えば、エースコンバット5 THE UNSUNG WAR にはまったく同じV2という名前の戦術核弾頭を搭載した多弾頭弾道核ミサイルがストーリーの後半で敵国の切り札として (そのまま報復兵器という名前で) 登場します。



エースコンバット5
(C) 2004-2005 NAMCO LIMITED. NAMCO BANDAI Games Inc. All Rights Reserved.

エスコン5で恐らく最も有名な作戦マップである ハミルトンネル のミッションは、このV2兵器の制御装置を破壊するための作戦でした。


作戦前のピーター・N・ビーグル少尉 (CV:大塚周夫) のブリーフィングでの台詞が今でも忘れられません。


・・・ちょっと余談に走り過ぎましたね。すいません。
















V2内部

V2は、当時としては革新的な技術がいくつも盛り込まれていました。


特に、推進剤であるアルコールと液体酸素の複合燃料システムは画期的であり、現代の宇宙開発でも欠かせない 液体ロケット燃料 を初めて実装した戦術兵器でした。


その他にも、V2にはV1にも搭載されていたジャイロスコープ (姿勢把握装置) や真空管を使った簡易コンピューターシステムまで搭載されており、どれ一つを取っても時代を20年は先取りした兵器だったと言えるでしょう。

















大気圏
(クリックで拡大します)

・・・これまた余談になってしまうのですが、このV2ロケットは実は 人類史上初めて宇宙空間に到達した無人機 でもあります。


実際には宇宙空間到達を目的とした機体ではないので、『無人機』 という表現はおかしいかもしれませんが、とにかくこれが人類が初めて宇宙に手が届いた瞬間だったのです。






↑の画像は地球の大気圏を模式的に表した図です。


大きく分けて4層ある地球の大気圏の中で、最も高い位置にある空間を 熱圏 (高度約80km~800km) と言いますが、この中でもさらに高度100km付近のラインのことを カーマン・ライン と言います。









このカーマン・ラインについて以下少し。


1950年代に各国で宇宙開発が進むにあたり、「いったいどこまで空に上がったら宇宙なのか?」 という取り決め上の問題が起きました。


そこで、当時計算されていた地球重力脱出に必要な 宇宙速度 を求める際に便宜上定義してた宇宙との境界線高度である100kmをそのまま宇宙との境界線と定め、これを↑にも出てきたように 『カーマン・ライン』 と名付けたのでした。



aurora.jpg


この高度100km付近は、丁度緑色のオーロラが作られる高さでもあります。


100kmというと何だか低いように感じますが、実際はそれほどまでに高いというわけです。


オゾン層ですら地表から高度50km付近の高さまでしか存在していません。






以後、このラインは宇宙開発において 打ち上げた物体が宇宙にいったのかどうか を判断する基準になりました。










V2は発射実験の段階で到達高度200km以上をマークし、このカーマン・ラインを楽々と超えました。


ただ、実際に各都市に向けて巡航発射されるようになってからは、水平到達距離を稼ぐためにそこまで高度があがらない時も多かったそうです。


いずれにせよ、高度何十キロという高さから超音速で降ってくる当時の技術では迎撃不能だったこのミサイルは、北欧神話に登場する トールハンマー の如くヨーロッパ各都市に振り落とされ、そこに住む人々を震え上がらせました。


(戦術的効果はあまりあげられなかったようですが)


















V2射程
(C) 2007-2011 Google , Google Maps. All Rights Reserved.

前回のV1についての記事で、V1は標的であったイギリスのロンドンからほど近いフランスのカレー地方から発射されていた・・・と書きました。


しかし、こちらのV2が実戦配備された1944年9月の頃にはこのカレー地方はすでに連合国によって奪還されており、V2はそれよりも遠いオランダの デン・ハーグ の近郊に作られた発射施設から打ち上げられました。


↑の地図を見て頂ければ分かるのですが、ハーグとロンドンの間には300km以上の距離があり、これはV2の射程を持ってしても命中させるのは厳しい距離でした。


実際、ほとんどのV2ミサイルは重要施設どころか町自体にすら命中しなかったそうです。


そのため、V2は戦後 コストの割に戦果をあげられなかった兵器 の代名詞になってしまいました。









・・・ただ、この辺りのV2の兵器としての有用性の解釈は結構難しいです。


それは、どんな兵器であっても 使ってみなければ戦果は分からない からです。


結果だけを見て 「V2はダメ兵器だった」 と後世の歴史家たちが議論するのは簡単ですが、その当時の状況ではこの兵器が白と出るか黒と出るのかは全くの未知数だったのです。


たとえば、突貫工事の如く短期間で設計され、強度や安定性に問題を抱えていた第二次世界大戦末期の連合国の戦闘機 P-51 ムスタング が、ふたを開けてみれば最終的に連合国最高の戦闘機と戦後に評されることになったりした事例もあります。


MTGでリシャーダの港や硫黄の精霊といった前評判のあまり高くなかったカードが、トーナメントシーンを一変させてしまったという歴史もこれに近いです。


後になってから 「リシャーダの港は強い!」 というのは初心者でも言えますが、登場した直後にそれを見極めて使いこなす・・・というのはトッププロでも難しかったのです。









V2はこれらの事例とは逆で、期待して作ってみたけど使ってみたら案外弱い兵器だった・・・って具合です。




そもそもがこのV2自体、


「これ以上ドイツの領土を攻めると可愛いロンドンちゃんがどうなってもしりませんよ?」


と言った感じで連合国を牽制するための一種の 脅し兵器 だったわけで・・・



戦果に期待して作られた兵器・・・という認識自体がおかしいのかもしれませんね。









ただ、使われている技術そのものは先ほども出てきたとおり 『時代を20年は先取りしていた』 ので、戦後にこれらの兵器を作ったドイツ人技術者の奪い合いが連合国の間で加速しました (特にアメリカとソ連)。


最終的にこれらのドイツ人技術者を多く獲得したアメリカとソ連が、戦後、宇宙開発の分野で世界をリードしていったのは御周知の通りです。














・・・またしても余談ですが、このあたりの冷戦下における米ソ間のロケット技術者の奪い合いや駆け引き・諜報合戦などが物語の舞台背景となっているゲームがあの メタルギアソリッド3 SNAKE EATER です (以下、MGS3と表記)。


何を隠そう、このMGS3で一番最初に主人公スネークに下される命令が ソ連本土に囚われたロケット技術者をアメリカへ亡命させよ というもの。


MGS3作中において、主人公スネークがソ連に潜入するのは1964年8月24日となっていますが、この時期はまさに米ソ間の宇宙開発競争の真っただ中であり、物語もそれに沿って進んで行きます。


メタルギアソリッド3
(C) 2004-2011 KOJIMA PRODUCTIONS. Konami Computer Entertainment Japan, Inc. All Rights Reserved.


チーフデザイナー件監督の小島秀夫氏はMGS3について、


「太平洋戦争での原爆投下や東西冷戦、ケネディ大統領暗殺事件後のアメリカの迷走と、米ソ間の核兵器保有競争、それによる諜報活動の活発化がこのゲームの本流です」


と仰っていました。








M-21&D-21

MGS3の物語冒頭で、主人公スネークがアメリカ中央情報局 (CIA) 所属の超音速機密偵察機である ロッキード・スカンクワークス・M-21 の背中に背負われた小型偵察機 『D-21』 の内部に乗ってソ連に侵入します。


その潜入作戦の間際に、スネークに対して上官のゼロ少佐 (CV:銀河万丈) が、



ゼロ少佐 「スネーク、これはアラン・シェパード並みの栄誉だぞ」


ゼロ少佐 「これが最後のチャンスだ! 愛国心を示せ!!」



と通信を送るシーンは、カッコ良すぎて鼻血が出そうになりました 。・゚・(ノ∀`)・゚・。



(実際のM-21に搭載されたD-21は、無人偵察用に開発された航空機なので本来なら内部に人が乗れるようなスペースは無いはずなのですが、おそらくゲーム内で登場したこの機体はこの作戦用に特別に作られた機体なんだと思います。もしくは私が知らない別の機体なのかもしれません)


















・・・と、ゲームのお話はこれくらいにしておきまして。


実際の史実においても米ソ間における技術競争は続けられ、技術者の奪い合いはやがて技術者の育成競争の場へと戦場をシフトしました。






その後、人類初の有人宇宙飛行は1961年4月12日、ソ連の 『ユーリイ・ガガーリン』 によって成し遂げられます。


Yuri Alekseyevich Gagarin
ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン (1934-1968)


彼の残したとされる、地球は青かった という台詞はあまりにも有名ですね。


















続いて、そのわずか8年後の1969年7月20日。


人類はついに月に降り立ちました。


その先陣を切ったのはアメリカの 『ニール・アームストロング』 ら三人の宇宙飛行士たちでした。


Neil Alden Armstrong
ニール・オールデン・アームストロング (1930-)


これまた彼が月面に降り立った時に語った これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である


という台詞も、おそらく人類の近代史において五指に入る名言でしょう。













ライト兄弟 がライトフライヤー号で人類初の有人動力飛行を行ったのが1903年12月17日。


その飛行機がジェット機化するのにそれから約半世紀の月日がかかりました。


さらにその後、ルータン兄弟とジーナ・イェーガーがボイジャー号でプロペラ飛行機による世界初の無着陸・無給油での世界一周に成功したのは、実にライト兄弟の初飛行から80年以上経ってからでした (1986年12月23日)。






しかしロケット技術の分野においては、V2が作られてからわずかに20年あまりで人類は宇宙に飛び出し、それからたったの8年あまりで今度は月面にまで到達したのです。


いくら米ソ間の対立があったとはいえ、これはまさに驚異的の一言に尽きます。














よく、戦争は人類の技術を大幅に向上させる などと言われますけど、このあたりの航空・宇宙開発における1950年代から1960年代までの革新はまさにその最たる例であると言えるでしょう。


戦争行為自体はまったくもって褒められたものではありませんが、旅客機などの移動技術にしかり、携帯電話などを始めとする通信技術にしかり、電子レンジやパソコンなどにしかり・・・我々が今使っている便利な道具や乗り物などの数々は戦争や冷戦期の技術革新があってこそ存在しているという面もあります。



これらの技術は、もちろんこれからも進化していくでしょうけど、願わくばV1とかV2といったような兵器技術に使われるようなことはもう二度と来ないで欲しいものですね。




























今日のおまけ♪




MGS1の息抜き無線特集です。

メイ・リン (CV:桑島法子)

ガンダムSEEDシリーズのフレイ・アルスターやナタル・バジルール、ステラ・ルーシェの中の人です。
(一人三役)

他にも、クラナドに出てきた坂上智代やテイルズシリーズのプレセア、機動戦艦ナデシコのミスマル・ユリカ等々の中の人でもあります。










こちらはMGS3の息抜き無線特集。

このパラメディックの中の人も、上と同じ桑島法子さんです。

桑島さんと言えば何と言っても声の使い分け、役の演じ分け。

同じく声の使い分けに定評がある声優の井上喜久子と並んで、私の中では尊敬する女性声優さんの2大看板です。

2011.09.26(Mon) | HELLSING | cm(0) | tb(0) |

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