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ヘルシングの登場アイテム④
大尉
(C) 1999-2008 平野耕太 Shonen-gahosha Co., Ltd. All Rights Reserved.

HELLSING の登場アイテム④


↓クリックで続きを読む


※注:本日の内容には平野耕太先生による漫画 『HELLSING』 のネタバレがほんの少しだけあります







HELLSING の登場兵器紹介第四弾。


本日のご紹介は、大尉 の持っていたあの銃です。















モーゼルC96

形状が特徴的なの一目瞭然ですね。


そうです、


大尉の銃は モーゼル です。


モーゼル拳銃と言えばルガー拳銃と並んでドイツを代表する拳銃で、モーゼルの方は1896年に制作されました。


この拳銃を作ったモーゼル社は、拳銃だけではなく散弾銃やサブマシンガンなどの小銃、機関銃などの様々な兵器を作っているのですが、単に 『モーゼル』 と言えばほぼ間違いなくこの拳銃のモーゼルのことを指すと思います。
















モーゼル 装弾クリップ

モーゼル拳銃の特徴と言えば何と言ってもその 特殊な装弾方法 と弾倉 (および薬室) の位置の2点でしょう。


普通、拳銃と言えば9mm口径弾を使うのが当たり前ですが、このモーゼルにおいては 7.63mm弾 が使われています。


といっても、現代のアサルトライフルの弾として有名な 『7.62×51mm弾』 の仲間ではありません。


モーゼルに使われた 7.63mm×25 マウザー弾 は、アサルトライフルや狙撃銃などに使われる 7.62×51mm弾 とは口径はほぼ同じですが、弾の長さが半分程度の拳銃用の短弾丸です。



(ちなみに、7.62とかって中途半端な数字に感じますが、1インチ = 2.54cm なので、7.62mm は0.3インチピッタリです。元々インチ単位で設計されているので中途半端なサイズに見えるわけですね。

海外ではメートル法よりもヤード・ポンド法 (インチ・ヤード・フィート・マイルなど) の方が良く使われています。

ゴルフの飛距離はメートルではなく必ずヤードですし、アメ車のスピードメーターはマイル、同じくアメリカの服屋の値札は必ずフィートとインチ指定です。

・・・あまり本文と関係なかったですね。失礼しました 。・゚・(ノ∀`)・゚・。)









7.63mmマウザー弾
(7.63mm マウザー弾)


拳銃の弾としては、9mm口径の弾 (有名どころで言うと 9mmパラベラム弾 など) を使った方が何かと都合が良いのですが、あえてモーゼルが専用弾である7.63mm弾を使えるようにしたのかについては、ちゃんとした理由があります。


何のことはありません。


装弾数を増やすためです。





弾の直径が細ければ、それだけ装弾時に幅を取らなくなるので単純に込められる弾の数が増えます。



モーゼルは、その独特の薬室位置を持つため射撃安定性が多少悪くなっており、命中率が下がってしまっています。


それを補うために、あえて小径弾を使用して多弾搭載能力を備えた・・・というわけです。


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる・・・ではないですけれど、命中率の低い銃においては搭載可能な弾丸数を増やすというのが定石なのです。


















以下、少しだけ余談を。



7.63mmモーゼル弾や9mmパラベラム弾などの拳銃弾にとって、最も大切なのは 『貫通しないこと』 です。


例えば拳銃を警官が使う場合、貫通力が高い拳銃弾だと市街地で犯人に向けて発砲すると、貫通弾が民間人に当たる危険性があり、任務遂行の足かせになります。


同様に、室内やバスや電車などの閉所における発砲も難しくなってしまいます。


特に航空機ではこれが顕著であり、機内でハイジャック犯を撃ったら貫通弾が機体に穴をあけてしまった・・・なんてことになったら目も当てられません。


映画なんかでは飛行中の機内でマシンガンが火を吹く! なんて描写が出てきますが、あれはフィクションだから出来ることです。


現実であんなことをやったら犯人にとっても自殺行為です。














かの有名な 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』 でもこのあたりのネタが出てきます。


あんまりその内容を書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここではさわりだけで。




(以下、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第一話についてほんの少しだけネタバレがあります)











登場人物の一人であるトグサは、大型リボルバー拳銃 『マテバ』 を愛用しているのですが、この拳銃は貫通力が高く、前述の通り人質救出任務などには向きません。


そして、よりによって記念すべき第一話が人質救出任務でした・・・




貫通弾が人質に当たってしまうことを恐れたトグサは現場で発砲を躊躇してしまい、任務終了後に少佐 (草薙素子) に窘められる・・・という内容です。




彼らクラスのエキスパートならば、任務に合わせて銃を変える・・・くらいのことはあっても良さそうですが、その時は変更しないまま任務に行ったようです。


急な任務だったため銃を変える暇がなかったのか、それとも手に馴染んだ銃を優先したのか、そのあたりは定かではありません。




ただ、トグサは公安9課のメンバーの中では最も義体化率が少ないので (ほぼ生身)、恐らくは手に馴染んでいるマテバを持って行ったんだと思います。



そういう意味では彼の銃の選択は適切だったとも言えますが、やはりこの手の大型拳銃は人質や民間人が周囲にいる状況では非常に使いづらいです。

















また、弾丸の貫通力が高すぎると破壊力の観点からも問題が生じます。


貫通した方が威力が強いように感じますが、実際は貫通すると対象へのダメージは激減してしまいます。


貫通してその後も弾が飛んでいくと言うことは、その貫通後の飛行に使われているエネルギーは対象物に伝わっていないということです。


貫通せずに対象の内部に留まって弾が内側から暴れまわった方がダメージは大きくなります。


(これは、弾の横滑りなどと呼ばれます)


対象が人間だった場合、これによって内臓等に甚大なダメージを与えます。








映画なんかで銃で撃たれた味方を介抱しながら、


「大丈夫だ! 弾は貫通しているぞ!」


なんて声をかけるシーンがよくありますよね。


貫通して穴が1か所余計にあいたのに大丈夫とはどういうこと!?


と、私は最初にこのシーンを見た時に思ったものですが、前述の通り貫通した方がダメージは少なくて済むのです。














と言った具合にに、銃の弾というのは人間相手に発砲する場合は貫通しない方が強力なのです。


一般に小銃 (いわゆるライフルなど) に使われる弾丸は、5~7mm前後の弾が主流です。


しかし拳銃弾はその用途の関係上、貫通しない方が何かと都合が良いため、9mm径という大きめのサイズになっているわけです。






また、貫通しないことを故意に狙った弾種である 『ホローポイント』 や 『ダムダム弾』 といった特殊弾もあります。


これらの弾は非貫通性に優れ、殺傷能力が高いため、「必要以上に相手兵士に苦痛を与える兵器」 と見なされ戦争などでの使用はすでに禁止されています。


しかし、海外の警察機関などではその仕事の性質上、屋内や市街地での銃の使用機会が多くなるため、例外的にこれらの非貫通弾の使用が認められています。


人質を取って立てこもる犯人を一発で確実に無力化したり、民間人がいても貫通弾による二次被害を気にしなくて良かったり・・・様々な利点があります。


同様に、人間相手ではない狩猟などでは非貫通弾は日常的に使われています。












・・・すいません、またしても余談が長くなりました。


以下、本編に戻ります。



















モーゼル 装填

モーゼルの装弾時には、↑の写真のように専用の装弾クリップを使って弾を上から押しこみます。


一般的な拳銃では、弾のリロード時にはマガジンごと弾を交換するのが普通なので、モーゼルのこれは大分特殊な装弾方法に分類されます。




この装弾方式の利点は、弾倉 (マガジン) をいちいち交換しなくて良いので作動信頼性が高くなり、いわゆるジャム (弾詰まり) を防げます。


また、単純にマガジンというパーツ自体が一個減るので、銃制作時の加工のブレなどが影響し辛くなります。

(隙間という概念が無くなるため)











モーゼル 装弾クリップ

・・・しかし、ここで一つ疑問が。


すこし前のこの写真を見るに、装弾クリップに付けられている弾の数が多すぎるように見えます。


このまま押しこんだら、明らかに弾が全部詰まりきらない気がします。















モーゼル 装填2

その答えは、別角度から見た装填時の写真を見れば分かります。


↑の写真は、ちょっと分かり辛いですが斜め上から見た写真です。


微妙に最終弾と装填弾とが互い違いになっているのが分かりますね。


これもまた、モーゼルの装弾数を増やすための工夫の一つです。



このような弾倉の装填方式を ダブルカラム式 と言います。



↓参考



















通常、拳銃で一般的に採用されているグリップの内部にマガジンが入っているタイプの銃でこのダブルカラム式を導入すると、確かに弾は沢山詰められるのですがその分グリップの太さが増加してしまい、女性や手が小さい人 (特に小柄な人種が多いアジア人など) は握り辛くなってしまいます。


しかしながら、モーゼルのように弾倉をグリップ以外に配置したタイプの拳銃ならば、この問題は全く関係なくなります。


このあたりが次に紹介する、モーゼル拳銃がアジア圏でも広く使われるようになった由縁でもあります。
















Astra Model 900
(写真は、スペインでコピー生産されたタイプの 『Astra Model 900』)


モーゼルは、これらの当時の拳銃としては珍しい多弾数装填能力や高い作動信頼性などの能力を有していたことから、第一次世界大戦、第二次世界大戦、および戦後の長きにわたって制作国のドイツやヨーロッパ圏は元よりアジア圏の多くの国でも使われました。


特にアジア圏の中でも中国で広く使われ、当時の中国で勢力を誇っていた馬賊や軍閥に属する兵士などが多く所持していたそうです。


モーゼルは前述の通り、その特異な弾倉 (薬室) 位置のために射撃反動を逃がしづらく、連続発射するとマズルジャンプで狙いが定められなくなってしまうという弱点を持つのですが、中国の馬賊達はそれを逆に利用してワザと銃を水平に傾けながら射撃し、反動を使って流し撃ちを行ういわゆる 馬賊撃ち を編み出し、敵対していた日本軍などを大いに苦しめたそうです。



ちなみに、この馬賊撃ちは前回のV2ロケットについての記事でチラっとでてきたメタルギアソリッド3の劇中で、中国のスパイであるエヴァが初登場時にスネークを助けるシーンで使っています。
















大尉2
(C) 1999-2008 平野耕太 Shonen-gahosha Co., Ltd. All Rights Reserved.


・・・なんだか、ヘルシングそっちのけの記事になってしまいました。


ごめんなさい;


ヘルシング作中においては、大尉がモーゼルの派生タイプである Mauser Schnellfeuer (M712) の超長銃身の特注銃を2丁使っていました。


このM712は、いわゆるマシンピストル (オート連射可能な拳銃) であり、またモーゼルとしては珍しくマガジンが採用されたタイプでもあります。


モーゼルと言えば連射可能、というイメージは主にこの銃から来ています。





元々マシンピストルはその性質上、反動で狙いがブレやすく、集弾性が悪くなってしまいます。


しかし、モーゼルにおいては薬室の位置が前にあるために元々狙いがブレやすく (ライフリング通過距離が短くなるため)、それを逆手にとって連射可能な銃にしたというわけです。


こうすれば命中率の低さを補えますし、前述したダブルカラム式の多弾収納機能との相性も抜群です。


詰まる話、弾倉と薬室を前に突き出したおかげで弾を大量に収納しても問題が無くなり、さらにそれによる命中率の低下を連射することで補うことが出来た・・・といった感じで、自分の中で利点と弱点の克服とが自己完結しているという極めて美しい銃なのです。


この辺りの実用性の面とその特異な設計機構のためか、現代でもモーゼルはルガー拳銃などと並んでコレクターに大人気の一品なんだそうです。

























今日のおまけ♪




少佐 → カミーユ
アーカード → ギロロ伍長
マクスウェル → ギニアス・サハリン
アンデルセン神父 → 穴子さん
インテグラ → ハマーン様

2011.09.29(Thu) | HELLSING | cm(2) | tb(0) |

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